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観賞魚 熱帯魚販売 小島商会 の日記

日本淡水魚  オヤニラミ

2015.07.30

オヤニラミ
Coreoperca kawamebari

分布
日本 淀川、由良川以西本州、四国北部、九州北部


特徴
学名の種小名もカワメバルからも読み取れるように、日本の魚である。
別名ヨツメとも呼ばれる通り、鰓ぶたの後ろに丸い斑紋が最大の特徴。
地域による体色も違い、兵庫県、岡山県産は黒っぽく山口県、九州産の個体はサイズも大きく茶色が強い感じがした。
その他の県は採取したことがないので不明ですがおそらくは多少の違いはあろうかと思う。
ちなみに、ホームページの壁紙の写真は今年5月生まれの兵庫県産オヤニラミの子。
大体、梅雨前に産卵し、おやじが子を守る。腐った卵は除去し、常時ファンニングし、このとき常に卵を睨み付けていることから、この名がついたのであろう。
実にけなげである。
ちなみにおやじに蹴散らされて、おかんはどこかに行ってしまう。

スズキ科で純淡水で一生過ごすのは国内では本種のみである。


飼育
単独飼育なら何の問題もなく飼育は容易で、綺麗な低温中流域に生息してるが、意外に高温にも強い。45cmスタンダードで投げ込みフィルターで十分であるが、エアレーションは必須、酸欠には弱い。
ただ、同種同志の混泳についてはペアでも喧嘩します。
本種は縄張り意識が強く、自分のテリトリーに侵入した同種を追い払います。
1円玉サイズの幼魚は群れで過ごしていますが、500円玉サイズを超えたあたりから、縄張り意識が強くなります。
他の淡水魚にはあまり興味を示さない。
餌は、水生昆虫、エビ、メダカなどの生餌中心にあたえる。慣れれば人工飼料にも餌付、人にも良く慣れて餌をねだる。

繁殖も比較的簡単で90cmぐらいの水槽で隠れ家をたくさん作って5~8匹ぐらい入れて飼育すると4月から6月ごろ、オスは突然婚姻色になりメスを誘い、産卵がみられる。
産卵が確認できたら同居はすべて排除しましょう。
この時期しか、情けないことに小生にはオスメスの判別はできない。
小生の経験上、本種の稚魚はブラインなどのプランクトンでも生餌しか食べない。

実に地味な魚ですが、日本淡水魚の中ではカネヒラに次いで人気の高い魚である。

販売者が記載することではないですが、初めてでしたら買うのもありですが、2匹目からぜひ探し回って天然自己採取して飼ってもらいたい。
自己採取個体は何より可愛いですよ。


今シーズンオヤニラミ採取ツアー
昨シーズン雨ばかりで行けなかったツアー今年も懲りずに8月のどこかの土日にでも組もうと思います。
料金は、昼食除く、(お弁当持参でもOK)燃料費、高速代すべて人数で割り勘(少ない台数で、相乗りします)
子供さんもOKですが、河原での自然相手の水遊びですので、お父さん、お母さんは必ず面倒見てください。子供さんのみの参加は不可。
魚取りに集中して子供さんほったらかしはだれも責任取れません。
ちなみに女性の方々当然日焼けします。
フィールド相手ですボウズもあります。
雨天中止。

上記お約束できる方、ご理解いただける方のみのご参加お願いいたします。
みんなで遊びに行きましょう。


次回は月末ですのでいつもの問題です。




日本淡水魚  オヤニラミ

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