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プセウドピメロドゥス・ニグリカウダ ?
Pseudopimeloduus nigricauda
分布
ギアナ、スリナム、コロンビア、ベネズエラ
特徴
顔つきが平坦で下あごが明らかに突出する。
尾びれはオレンジキャットのような正方形でなく長めで先端が狭まる。
横から見るとやや、細長い印象で、オレンジキャットに比べると少し貧弱にみえ、真上から見るとえらが張って平べったくみえる。
今回の奴ら、多少の個体差はありますが、比較的黄色めの強い明るい色目の個体で、尾びれが長くぺったんこの顔のやつらが今回は多く、論文の絵で見る個体と近しいのでコロンビア系のコロコロのオレンジキャットでなくニグリカウダ?あるいは偽オレンジキャットと記載しました。
まあ本種属の色目はあまり関係ないように思う。
サンフラオレモンでも黒いのいますし、きれいな黄色の強いオレンジキャットもいます。
大体が小汚いぶち模様の体色ですがまあそれがこいつらの特徴といえるでしょう。
本個体はコロンビア便できてますが、ギアナのでかくなるピンカラと一緒に来てますのでギアナの個体なのかもしれないが、詳細は不明。
この手のやつらは基本混ざり、あるいはこのロッド全部本種とかのことが多く、リストにギアナ、スリナム系の魚が上がった時、混ざりこんでくることがあるので、その時狙って仕入れていますが、大体コロコロになる普通のオレンジキャットがやってきます。
まあどっちでも好きな魚ですのでいいんですけどね。
でも最近のオレンジキャット、80年代に入荷していた奴らと比べてなんか色も形の違うように感じるのは小生だけ?もっときれいな柿色でもう少しまん丸だったと思うのですが・・・
オレモン、チャカモン、ニグリカウダ、フラットヘッドペルー旧タイプオレンジキャットなかなかお目にかかることができなくなった種ではないでしょうか。
以前は本種も含みプセウドピメロsp.や、ケファロシルルスsp.あるいは偽オレンジキャットなどで入荷はあったが、ここ最近では入荷は稀。
最もその時代からアバウトであったけど・・・
鰭ぼろですけどすぐ直ります。
今回のやつら、なんとなくですが若干気が荒い気がします
まあ、ご承知の通り、松坂氏全盛期の時の未確定要素満載の種別ですので、DNA鑑定すると同じ結果が出るかもしれませんがね。
まあ不細工な顔です。
飼育
この手のやつらは個人的に常時飼育していますので、現段階での見解は
基本何でもよく食べる。
タブレット、鶏肉、アジ、金魚、小魚、アロワナ、シクリッド、パクー、ガー、ポリプ、プレコ、共食いも当たり前。
脱皮中?は成長が止まるタイミングがある。
餌を受け付けないときがある。
大体気の荒い個体が多く同サイズ5匹以上入れると仲良くしている。
弱い小さな個体は集団リンチ。
手から餌を食べるまで懐くと、水槽掃除中噛まれる。痛くはないがびっくりします。
水質の悪化には決して強い方ではない。
見た目はすごい不細工ですが、飼育するとかわいらしい。
巨大化するピメロに比べ現実的に飼育向き。
繁殖については不明。
しっかり飼いこまれた個体は水から上げない限りそう簡単にくたばることはない。
非常にパワフルで、フイルターのパイプを外すのは当たり前。
レイアウトはぐちゃぐちゃ、底砂は常時斜めで底が見える状態。
隠れ家を好むが慣れてくるとほとんど隠れない。
そして給餌以外動かない。
多頭飼育で繁殖も考えていましたが、そもそも雌雄が分からない。
とまあ悪いところが目立つがこのナマズはかわいいですよ。