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ジャウー
Zungaro zungaro
分布
ペルー
特徴
こいつは厳密に2タイプいる。まあもっといるかもしれないが、
ズンガロ・ズンガロ ペルー
ズンガロ・ジャウー ブラジル
経験上ペルーのやつはあまり大きくならない奴が多い。
ブラジル産の分の入荷は稀であまり見かけないし、見た目の違いも極端に違わない。
飼育下で金色になるのかは不明だが、1mぐらいでも黒かったと記憶している。
地元の須磨水族館にいる1mぐらいの奴も黒い感じですね。
現地の松坂氏の釣り上げた写真では60センチ程度で金色になった個体が写っているが、
こいつは以前は、ジャウーペーパーと呼ばれていた奴で、なんとなく顔つきも違うので別種に思えるが真相の方がわかりかねる。
そもそも金色の本種の稚魚を見たことはない。
マーブルゴビーのように何匹かに1匹の割合でノーマルから金色に変化していくのかもわかりません。
ちなみにペルーにも金色のジャウーいます。
いわゆるスポッテッドパカムと言われる本種は現地食用養殖なのか何なのかは一切不明。
ふと思ったのですが、こいつ髭まで点々あるんですね。
初めて意識しました。
かわいらしいナマズです・・・今はね・・・
飼育
とにかく極悪。
バトルロイヤル水槽でアジアのホワイトテールの方が同サイズで強かったですけど・・・
基本的に混泳魚は丸呑み、皆殺し。
15センチぐらいから徐々に本性を現します。
同サイズのレットテールなら24時間もあれば十分退治してしまいますし、自分より大きい魚にも容赦なく喧嘩吹っ掛け、心が折れようがとにかく殺すまで攻撃をやめない。
攻撃性、突進力、パワーもかなりある。
丈夫なケース、単独飼育が望ましい。
人食いナマズといっても成人を食べるほど大きくなならないが、攻撃性とパワーでそう呼ばれたのかもしれない。
そりゃピライーバの方が最終デカいです。
入荷時少し触れたが、こいつこんな性格ですが以外に飼育難しい。
レットテールやタイガーシャベル感覚では殺してしまうでしょう。
水質は30センチ程度になるまでは7.0あたりで維持し、単独で飼育する方が無難。
噂によると水深が必要?
真相のほどは定かではないが、深さ600で60センチほどには、なってました。
大きくなるにつれ極端な攻撃はおさまります。
25~45センチぐらいが立ち悪い。
ペルーのヤツは50センチ程度で成長が止まってしまうことが多いが、まれに1m越えする個体が入荷する。その違いは養殖、WCなのか、産地偽装、どれも普通にありうる話ですのでわからない。
上手に飼えば人にもなつくし、ペットフィッシュとして単独でも存在感はあります。
それなりの飼育難易度もあり単独飼育派の方にはいいかもしれない。
まあ最終、化けもんです。