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ブラックアロワナ
Osteoglossum ferreirai


分布
コロンビア～アマゾン川のネグロ川水系


特徴
本日も以前記載した内容のほとんどコピーです。

幼魚期は、黒いボディーに1文字の黄色っぽいラインが入るが成長に伴い徐々に色が抜けいていくように、やや透明感のあるグレーぽい体色になり、うろこ1枚1枚に、ややオレンジぽい輪郭で出て、腹鰭、尾鰭、背鰭の黄色っぽい色が巻き、幼魚期とは異なる体色になる。
Osteoglossum属なので、シルバーアロワナに、似ているが、シルバーより細身の体系になり、顔も小さく、最終最大サイズも小ぶりとなる。



飼育
ネグロ川水系ワイルド個体全体に言えることだが、本種も若干水にうるさい傾向がある。
現地の水質が酸性の軟水ですので、水質の悪化には弱いところがあり、そもそも、シルバーと比べると餌食いも細く神経質であり成長も遅い。ビビリで根性なしです。
幼魚期は45センチ程度の企画水槽で投げ込みフィルタで水草などを浮かべて、餌とりも下手ですので、常時100匹程度のグッピーの稚魚→アカヒレ→メダカ成長に伴い小さい小魚と一緒に飼うと以外に簡単に成長する。（いわゆる餌の中で飼う）
小赤食べるサイズになれば、1段階大き目の水槽に切り替え、25センチを超えてくると、落ち着いてきて人工飼料も食べるようになリ混泳もおとない魚とは可能。
シルバーと同種であるが、同じ感覚で飼うと失敗することが多い。

めんどくさいアロワナです。

しかし、小赤食べるまでに成長させるとそれなりの達成感はありますね。

のんびり成長して、飼育下で80センチ程度にしかならずScleropagesのアロワナ3種とくらべ体もしなやかですので、最低1200ｍｍ×600ｍｍ×450ｍｍHの小さい？水槽で終生飼育可能で、じっくり飼い込み派の方にはおすすめのアロワナで、きれいな60センチオーバーの個体は、実に見事です。

現在写真の写っているように赤ひれ、グリーンネオン食べてます。


目ダレ
本種は比較的垂にくいですが、シルバーアロワナは大体が垂れる。
原因は下の魚を見るから、水質と水の色濁度、餌の偏り、水槽の反射、スクリーンの色、水槽の大きさ、ストレスなど諸説いろいろありますが、結論わかりませんが、たぶん全部です。
現地で市場に並んでいる1ｍ以上のシルバーは垂れていませんし、アジアアロワナのファームの池のアジアも、殆ど垂れていません。

アジアのファームでは、確かに真っ赤かなゴキブリ山盛り与えていましたね。

海外出張に行って、たいした運動もせず不規則な食生活、仕事に拘束され、仕事終わりに一杯飲んで油ぽい肴を食うそんな生活を毎日続けるとメタボになる。
それと同じいわゆる生活習慣病ではなかろうかと思う。
現に、目の垂れた始めたアロワナをファームの池で飼うと元に戻ったと聞いたことがある。
水族館規模の施設でも垂れている個体も見られますので、個人飼育レベルでは、現段階非常に難しい。

種類の水槽飼育個体親生体目ダレ率（小生の個人的見解ですのであしからず）
シルバーアロワナ　99～100％
ブラックアロワナ　　40％　垂れる前に殺されてます。
ノーザンバラムンディ　30％
スポッテットバラムンディ　0％？　しかし髭がほぼなくなる。親個体はアジアが安くなる25年ほど前よく見たのですが、その時は目の垂れた個体はいなかった。最近は特に絶対量が少ないのではっきり言って不明。こいつはある意味ブラック以上にかなり気難しいので輸入されてい入るが、３０センチ程度の目が垂れる前にで殺している方が多いです。
アジアアロワナ　60％

今見ると、販売、流通量に比例していますね。
まあほとんど長期飼育すると垂れると思ってもらって問題ないでしょう。

とどのつまり
池で飼えば垂れない。
水槽で飼えば垂れるが、抑えることはできる、水槽内で現地にきわめて近い生態系を確立する、栄養バランス、運動量が確保できるかなり大き目の水槽。
小生もかつていろいろ試しましたが、やはり垂れました。
所詮は自己満足の趣味です。理想と現実、無理なものは無理、どないもしゃーない、それも個性　と思い大切に可愛がってやれば、いいのではないでしょうか。

均等に垂れないことも多いですけど・・・