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マーレーゴビー　マーブルゴビー　
Oxyeleotris maroratus


分布
東南アジア下流域～汽水域



特徴
またまた懲りずに入れてしまいました。しっぽの白いナマズと一緒に・・・
こんな感じで写真撮るとポリプみたいに見えるこいつら・・・
性格は最悪なんですけどね。

こいつは個人的に地味で悪くて大好きです。

見ての通り日本に生息するカワアナゴ、オカメハゼに似ている通り、亜種である。
本種は現地でおいしいらしく、養殖され食用魚として利用されている。
この手のハゼは想像通り気が荒いので、口の先から排泄肛までの長さの同居の魚は襲います。食べます。
茶色迷彩柄のへの字口で目つきも悪く最初から怒り顔である。
デカくなるとジャガイモ系の顔に育ち、まあ悪いっす。
ピーコックガジョンやモグルンダのような華やかさなくきわめて地味ですが、飽きのこない魅力がある。成長は早く、最大45cm程度になる。


飼育
汽水域のも生息しているが、純淡水飼育でも問題ない。小型水槽で飼育すると何故か大きくなりにくい。10cm程度の小さい個体なら60cmワイド水槽ぐらいで飼育し始めれば問題ないかと思います。
水質は中性～弱アルカリで大きくなってましたので特に水にはうるさくありません。
夏場の高温にはさすがに弱いようですので、夏季エアレーション、ファンなどの、高温対策すればいいかと思います。
餌は生餌を好む(人工飼料で育てた記憶がないので食べるとは思いますが、不明ですと以前記載しましたが、めちゃくちゃ食べるようになる。）
気は荒いけど、自分より大きな魚には興味がないのかあまり何もしないが、自分より小さい魚には容赦なしで、ずるい奴で、嫌な上司みたいな奴です。
30cm越えた個体は、”ごつい”の一言で、存在感は満点です。
ぜひ大きく育てて40㎝目指してもらいたい種で、最終的に後悔してください。



汽水域の魚の飼育について
汽水域に生息する魚の多くは、海水魚のように見た目が派手できれいで人気がありますが、長期飼育が困難な魚が多い。海水魚飼育している方なら、常時人工海水や塩分濃度計をお持ちのことと思いますが、淡水魚のみ飼育している方のほとんどが上記を携帯していないかと思います。
南米系淡水魚とは水質に敏感な種も多くまったく異なるため、小型の個体は安易に手を出すと長生きせず、死んでします。
ミドリフグやハチノジフグ、スキャット、モノダクなどは、可愛らしく比較的安価ですし、衝動買いしそうになりますが、純淡水では長期飼育は難しいというより不可能に近いですし、長くて3か月ほどで全滅したという話もよくあります。
もしも、汽水域の魚で気に入った個体をお店で見つけたら、生息地の塩分の有無、水質、温度帯、病気にかかりやすいかどうか(フグなどはよく白点にかかります）は最低ご自身で勉強されるか、お店の人に尋ねるようにしてください。そしてご自身で管理できるかの難易度をご確認の上ご購入されてはどうかと思います。

塩分濃度を必要とする魚を真水で飼育することは、”死の宣告”を与えているだけです。