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電気うなぎ デンキウナギ (2017.03.27)

でんきうなぎ
Electrophorus electricus


分布
ペルー アマゾン オリノコ


特徴
言わずと知れた電気を発する怪魚。

古代魚と分類され混同されることもあるが、じつはこいつは古代魚じゃあない。
うねうねした鰭で見た感じはジムナーカス、ナイフ系でそれっぽいので疑問に思いかつて調べたことがある。

この業界で使われる生きている化石、古代魚の基本基準が、シーラカンスをはじめとする管椎類、肺魚類、板鱗類、パレオニクス類が定義としておもに該当されている。

北米 
アトラクト・レピソステウス、アミア、ヒヨドン、軟骨魚類チョウザメ等
南米 
オステオグロッサム(アロワナ) アラパイマ レピドシレン 軟骨魚類ポタモトリゴン、ディスケウス等
ユーラシア オーストラリア ヨーロッパ 大西洋 
オステオグロッサム(チタラ) スクレロパゲス 軟骨魚類ダシャチス、チョウザメ イセゴイ ネオケラ
アフリカ
ポリプテルス、ヘテロティス、ジムナーカス、プロトプテルス、モルミルス各種 アロワナ目アフリカンナイフなど パントドン


海水域にシーラカンス、サメ、エイなどまして深海に至っては数多く存在するが、淡水域ではざっと上記のような分類で、アロワナ目に該当しない本種は電気うなぎ目に分類され同南米のブラックゴースト、ダックビルナイフ、ギムノートス、トランペットナイフなどのいわゆるボス核にあたる。

これについてはおよそ5~6億年前までさかのぼらないといけない話ですので、まして小生の好きな分類ですので一日の日記で記載しきれないので6~8月のネタのないときにでも長期編にて記載したいと思います。

で、本題の本種ですが、
その発電量は600V以上1Aに達する。
1A流れると人間でもやられかねない。
単純に皮膚の絶縁抵抗1000Ωとして1000V 1Aならかなりやばいでしょうね。
ある意味 アマゾン川・・・いや、淡水魚最強。
哺乳類でも倒してしまうぐらいの発電能力を持つが、発電持続時間には限りがある。

だが、常時レーダーのような弱電は垂れ流している。

さすがにこいつの1m級のでかい奴は触ることが恐怖であるので、触ったことはない。
先ほど移し替えるとき触ってみたが、今は大したことなかったです。

以前紹介した電気ナマズは頭が-しっぽが+に対し本種は頭が+しっぽが-になり攻撃し捕食するためではないでしょうか?

面白いことにこいつの顔のパーツにすべての生命維持機関が詰まっており口のすぐ後ろ顎の下に排泄口があり、いわば胸鰭より後ろ側はほぼすべて発電器官。

肺呼吸にも依存し、停滞水域でも生息できる。

電気ナマズでも、電気うなぎでも飼育容器の水に触れても感電しにくく、直接体に触らないとあまり感電はしない。

と記載されていることもあるが、サイズが大きくなれば普通にびっくりするぐらいはちゃんとドンと来ます。以前30センチぐらいの奴を網ですくう際、網で追いかけたらそこそこ電気来ました。当然ですけど・・・

よくお客さんにこいつ”電気出さないなら欲しいな”といわれるが、電気のない本種や電気の来ない電気ナマズにはもっと魅力を感じないとおもいますよ。

まあ、はた迷惑な魚であることは間違いないです。


飼育
感電には十分注意が必要。
現段階15センチ程度と小さいので先ほど触ってみたが、ビリっとは来たがまあたいしたことはなかった。

これが50センチを超えてくるとさすがに痛いし、一瞬目の前真っ白になり、やばいと感じるようになる。

最大で2m以上にはなる魚ですので、飼育には覚悟が必要。

混泳は気も荒くさらには電気も出すので誰が考えても基本だめだが、セルフィンプレコは仲良く?していた。

基本的に生餌を好むが、人工飼料も食べるようになる。

基本みての通り夜行性であるので暗くなるとエサを探すそぶりを見せる。
見た感じほとんど目は見えていないような雰囲気である

水質は弱アルカリで幼魚期は白点病に罹りやすくデリケートな面もある。

つぶらな瞳でかわいい顔してるんですけどね。



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