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ニホンヒキガエル
Bufo japonicus japonicus
分布
西日本
特徴
ご存じガマの油のガマガエル。
似たような感じで東日本のアズマヒキもいるが、同定は鼓膜の大きさ、目と鼓膜の距離など言われるが、この写真のタイプしか捕まえたことがないので、小生には判別できない。
個体差なのかハイブリット的なような個体も見られる。
種類は渓流域に生息するナガレ、離島のミヤコなどが知られる。
こいつらの違いは顕著です。
色目は茶色、こげ茶、黒いやつ、赤みのあるやつ、黄色い奴、黄土色の奴とさまざま。
写真の個体は赤みがありますね。
カエルのくせにぴょんぴょん跳ばない。
四つ足で歩いて行動するので見つけたら拾うように捕まえることができる。
いじめると耳腺と呼ばれる目の後ろの盛り上がったところから毒を出します。
けど、ここ最近ほとんど捕まえることができなくなってしまいました。
飼育
国産のカエルでは飼育がってのいいカエル。
餌は動くもの何でも食べようとしますので、人工飼料にも慣れやすい。
まあ人工飼料でもカエルですので目の前で動かさないと反応しませんが・・・
人から餌をもらえる認識が付いたら寄ってくるようになる。
ただ超鈍くさいので、餌に対しての反応から捕食までのタイムラグは、外国産のツノガエルの倍以上ですので、若干イラっとするときもある。
国産WCですので加温の必要もなく、園芸用の無農薬の土を5センチぐらい引いて、隠れ家を作ってやるといい。
水分は容器に入れておいてもいいが、こいつらどうせ次の日にはひっくり返してべちゃべちゃにしてしまいますので、霧吹きで湿らせてやるだけの方が管理しやすい。
昼間はほとんど土の中で寝てます。
今の時期ですと、鳥かご入れて、夜間玄関灯の横の置いておくと勝手にカ゚などのグラスプランクトンがエサになってくれます。
気になる毒ですが、ぎゅっと握らないと出さないのでさほど気にする問題ではないかとおもいます。
サルモネラは持ってるでしょうから、毒以前の問題で触った後は手を洗いましょう