観賞魚 熱帯魚販売 小島商会 | 日記 | カブトムシ 依頼がありましたので再放送です。
2017/07/16
カブトムシ 依頼がありましたので再放送です。
カブトムシ(ホワイトアイ)
Trypoxylus dichotomus septentrionalis var.
分布
本州全域、四国、九州、屋久島、対馬、甑島、奄美大島
特徴
購入された方からの依頼で再放送です
写真は現在いる個体です。
今回は販売してます。
どうしても夏場は魚のネタがありません。
シャレでどうぞ・・・
以下、ホワイトアイだろうが黒目だろうがピンクアイだろうが、レッドアイだろうが、国産はなんぼも変わりません。
言わずと知れた日本の昆虫の代表格。
一般に本州、四国、九州とその周辺離島に生息するのがこのカブトムシ(本土亜種)です。北海道にも人為的に進入し、生息範囲を広げているそうです。クヌギやコナラなどが生える雑木林では真夏はやたらカブトムシだらけになり、都市に近い場所でも多々見られるようです。角を含めれば日本最大の甲虫です。
かれこれ、小学生のころから雑木林で採取、絶えず飼いつづけ、卵、幼虫、蛹、成虫、卵・・・・のサイクルを何年続けたことかわかりません。そして、卵から成虫まで食べて食べて食べまくって、長くて1年2.3ヶ月で一生を終焉。
はかない奴らです。
そういった種の特徴としてこいつらの繁殖能力はきわめて高い。
幼少時、どちらかといえばクワガタの方が多いところに自転車で朝早く捕まえにいってましたので、カブトあるいはタマムシ捕まえたらヒーローでした。
・・
本個体はホワイトアイと呼ばれる突然変異ブリード個体
かっこいいです。
飼育
昆虫の飼育は、幼虫をいかに管理できるかが、重要となる。
成虫のカブトムシは、長くて3~4か月程度しか生きることはできません。
特に日本のカブトムシは卵から成虫死亡までのサイクルがほぼ1年ですので、一生は短い。
そのような昆虫の特質として繁殖能力が高く、1匹のメスで100個以上は飼育下でも卵を産みます。
上記に記載したが繁殖能力は高いので、控えめに100以上と記載したが、本気で取ったら1匹のメスで、300は超えます。湧くレベルに増えます。
小学生の依頼ですので簡単に記載しますが、カブトムシはかなりの大食漢で、昆虫ゼリーは一日で10gぐらいは平らげますので、餌を切らすと餓死します。
スイカ与えたら下痢になる?
所詮3か月ほどで死んでしまいますので、別に与えても大した問題はないとは思いますが、(バナナのほうがいいです)ゼリー方が管理は楽です。
ただ、フルーツはコバエが大量に・・・
しかし、何となくカブトムシといえばスイカでしょう。
まあ3か月が、1か月になるだけですし、小学生の管理の場合8/30前後になると宿題、学校の準備等で忘れられて、マットの表面はカサカサに乾燥してカブトムシはプラモデルの様にバラバラで無残になっていることが多いでしょう。
ちなみに成虫はいくらエサを食べても大きくはなりません。
成虫の大きさは、幼虫の大きさで確立しますので、いかに幼虫を大きく育てるかが鍵となります。
できるだけ餌を切らさないように飼育しましょう。
雄雌いるなら、1日 24時間一緒に入れていれば、ほぼ交尾は終わっていますので、雄雌別にし、飼育ケースに擦り切れいっぱいマットを入れ、メスを入れると卵を産んでくれます。
ブリード目的なら、雄は1回乗ればもういらんので、戦わせたり、紐付けて飛ばしたりして遊びましょう。即〆の標本でもいいかもしれません。
このときの交尾後のメスは常時腹ペコですので、餌を切らさないようにしましょう。
自分で産んだ卵、初齢幼虫も襲って食べます。
幼虫は、衣装ケースのような大きめの入れ物に、マットを8分目まで入れ管理すると楽に管理できます。1~2か月に1回ぐらいマットを半分ほどカブトムシの幼虫のフンを振るいにかけて交換します。
これがめんどくさいが、これをさぼるとちんちくりんのカブトムシになります。
室内飼育の場合、早くてゴールデンウイーク前後5月ぐらいには成虫になります。
カブトムシは成虫でも幼虫でもかなりの大食漢ですので、とにかく餌切れに注意です。
ヘラクレスなんかはえげつないぐらいの食欲です。
購入するのは簡単ですけど、天然物も立派な奴が結構出てきてますので、採取に行くのも面白いですよ。
先日ぎょうさん捕まえました。オスばっかりですが・・・
ちなみに日本のカブトムシのように蛹室をたて形に作るカブトムシは全世界的に見ても比較的珍しい部類に入る。
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