観賞魚 熱帯魚販売 小島商会 の日記
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ウッドキャットsp. アラグアイア
2015.10.02
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ウッドキャットsp.
Paraucheniptrrus sp.
分布
アラグアイヤ
特徴(今回よくわかりませんので、所見)
今回入荷して餌ももりもり食べて水槽になれたようである。
しかし、こいつ、ここ最近まったく見かけなくなったコロンビアfisheriウッドキャットそっくりである。
アラグライヤ産は聞いたことがないのでひょっとしたらすごく珍しいかも?
雄の背びれに特徴を持つウッドキャットはスレンダーウットキャットぐらいしか思いつかないが、スレンダーはもっと小型でフナ尾だったかと思いますので本種はそれではない。
コロンビアタイブの個体はここ10年くらいは見てない気がする。
半年ほど前ちょうどこの話を、業者さんと話した。
業者さん曰く、”あれはもうはいってこーへんのんちゃう?おらへんかも?おったら入ってくるやろー”って笑ってました。
そのときは”それもそうやなー”と思っていました。
が、じゃあこいつは何物?
飼育
最初は先入観が優先して、違うと思ったが、fisheriの地域差として小生はみてます。
いろいろ聞いたリ調べたが、以前はコロンビアからの入荷がほとんどでしたが、かなり離れたギアナの個体確認されていますので、広範囲にわたる分布地域であると解釈すればアラグアイにいてベレン便での入荷の可能性は無きにしも非ず。
そもそも輸入業者を疑いはじめると、コアなアピストなどアメシク、アフリカン、ベタ、バルブ、ナマズなどのWC珍種なんてやってられないですし、ディスカスや、交雑種の珍種、一般消耗魚の東南ブリード個体でも微妙なあやしい奴たくさんいますし、大きくなったら○○になった。なんてことも多々あります。
何せ魚はしゃべりませんので・・・
何度か書きましたが、所詮自己満足の世界で、何を飼おうが、とどのつまり、どこまでこだわるか?こだわったものに対しどこまで手間と投資できるか?ではないでしょうか。
話がそれましたが、
fisherだとすると、かなり久しぶりで魚自体の飼育、繁殖も容易。
ナマズのくせに水質変化も酸欠にも強くある程度の環境に幅広く対応し、小型で丈夫で飼いやすい。
写真の10センチぐらいのころは腹が減るとせわしなくよく泳ぎますが、成魚になるとほとんど隠れて動かず、昼間はまったく面白くないが、電気を消したとたんわらわら出てきて餌を探し回る。
雄雌判別も一目でわかる。
雄は上あごの1対の髭が太く、J字にうねる。背びれもS字にうねり、付け根が盛り上がる。写真上
雌は小太りで上あごの髭は細く背びれが直線 写真一番下
最大20センチくらいで、オスはメスを胸鰭で挟み込んでさらに巻き付き本種は交尾する。
もう20~22年ほど前それを何度か目の当たりにしたことがあったが、当時はこんなレア魚ではなかったので、特に意識もしなかった。
水替えしたら盛っていた気がする?たしか・・・すいませんおぼえてない。
普通にしっかり飼いこめば、勝手に殖える?
今となれば殖やしてみたい。よくあるないものねだりであるが・・・
今後たくさんはいってくるかもしれないが、まったく入ってこないかもしれない。
それはわからない。
