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観賞魚 熱帯魚販売 小島商会 の日記

ナイルパーチ ”ニロチカ”

2016.04.23

ナイルパーチ ”ニロチカ”
Lates niloticus


分布
中央アフリカ ザイール~西側



特徴
もうすぐ、残念なことになりそうですので、今回記載します。
体色は暗褐色のまだらに不規則な金色の模様と、ルビー色の輝く大きな目が特徴的。
同学名のグレートナイルパーチより目が大きく、MAXサイズも70センチ以内と小型種である。
幼魚期は斜め45~50度ぐらいの角度で頭を下げ一瞬で小魚を捕食する。

ご存じの通り、規制問題で今後の入荷は見込めないと思われる。
映画”ダーウインの悪夢”で取り上げられたあたりからそれなりの雰囲気はあったが、今回本格的に、今年7月あたりから規制がかかるようである。

この映画、気になる方はご覧ください。

北米原産でもない本種の日本国内の帰化はまずグレートであっても無理であるのは、飼育した経験のある方ならわかるとおもいますけど・・・

ましてや、熱帯性のビクトリア湖であるまいし・・・



飼育
意外に根性はない。
水質には弱アルカリを維持しないと調子を崩す。
亜硝酸濃度の低い、溶存酸素の多い、弱アルカリでないと幼魚期は最悪殺してしまいます。

餌は生餌、生魚を好んで、よく食べる。慣れるとタブレットも食べるらしいが、小生は与えたことがない。

人にも良くなれてなかなかの愛嬌を見せる。


飼育されている方最後まで大切に飼育してあげてください。

規制がかかるとオークションなどの個人販売でも罰せられる可能性もあります。





特定外来種

ここ最近特にお店にいると、この話題が出てきています。


本種にしてもガーにしても、最近のメディアは短所ばかり強調してさらに悪者してあおる傾向がありませんか?

大体ガーのどこが凶暴なのか? さっぱりわからん。
温厚で、ぼけーとした魚ですよ。

大きくはなりますが、帰化するかと言われれば種、地域の環境によりますが、今回あげられている種では、正直難しい個体が殆ど。

生きていけてもエサもらえないと餓死するでしょう。

鳥類、ほ乳類、爬虫類なら自力脱走も可能だが、魚類であります水槽からフィールドの水場に自力で逃げ出すことはできません。

確かにすでに帰化し生態系の一部になっている種もいますし、フィールドに放す輩がいるのも、認めざるを得ないところも無きにしも非ずですが、もう少し個々生体の国内で対応できるできないの有無を検討し、配慮してもらいたいものです。

個体識別チップの使用、放流は罰則規制とか、何らかの対策はあると思います。

現在要注意ティラピア、バルブ、スネークヘッド、グッピー(カダヤシ)なんかも今後の対象とされそうである。

ついにマスキー、ノーザン、ケツギョ、ヨーロピアンなどの仲間入り。

実に残念です。


例えば極端な話、飲酒運転撲滅、CO2削減のため、酒、アルコールの販売禁止、車両、軽車両の販売禁止と規制をかけるとすればどうなるでしょう?

確実に飲酒運転はなくなるでしょう、しかし各業界のみならず、社会問題、国際問題にとどまらず、行く末は暴動起きますよ。

趣味、道楽、非日用品の世界とはいえ、小さな業界に対し、つらい仕打ちです。









ナイルパーチ ”ニロチカ”

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