観賞魚 熱帯魚販売 小島商会 の日記
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ブルーカンディル
2017.03.02
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ブルーカンディル
Cetpsis sp.
分布
ペルーアマゾン
特徴
セトプシスなんでへミセプト(ブラウンは除く)ほど荒くはない。
アマゾン川でピラニア、エイなどと同様恐れられている魚。
これでもナマズの仲間です。
こいつらの最大の特徴はその食性、基本大型の生物、人間でも、体液の出る鼻、尿道、肛門、膣いわゆる穴という穴からドリルの様に回転しながら大群で体内に侵入し、血肉内臓を食らう。
どうでもいいが見ていると時計回りの子が多い。
カンディル自体はいろんなタイプがいるが、こいつは目の小さい吸血系でない肉食のブルーカンディル。
ほとんど目は見えていないでしょう。
しかし驚くべきはエサを入れた後の反応。
髭なのか側線なのかエサのにおいを察知し素早く一気に襲い掛かる。
頭部は丸く、背びれの一本目が伸長する。
こいつらの中では薄いブルーで綺麗な色目をしている。
常時ヒョコヒョコ泳ぎまわりせわしない奴です。
意外につぶらな瞳でかわいらしい顔してるのですけどね。
大きくなっても15センチ程度でしょうか。
小型のナマズです。
飼育
こいつの飼育は難しい。
水質は中性~弱アルカリ 弱酸になると死ぬ。
また高温にも弱く、30℃前後でほぼ全滅する。
できるだけ低水温で、溶存酸素の多い水質と水流が必要。
その食性から水を汚しやすく、できるだけ大き目の水槽でパワーフイルタ、エアレーションで洗濯機の様に水を回しておくといい。
ブルーカンディルなのでこいつら同士の混泳は問題ないが、他の魚は餌食となる。
ブラウンカンディルなら混泳も可能でかなりおとなしく赤虫でもよく食べる。
ちなみに色目は似たような感じですが、チョコレートカンディルはかなり気が荒い。
どちらかというと、こいつは表面を剝ぐスケールイーターぽいところがあるので、バンデリア、プレクトロキルスなど細長い系のカンディルのような人間の爪の間を狙い血管に侵入するようなえぐさはないので、こいつは噛みには来るとは思いますが仮に噛まれても体内には入ってくることはほとんどない。
コロンビアロイヤルやオトシンに混ざって出てきたひょろ長い、しらうおみたいな半透明な奴にやられたことありますがごっつい痛いですし、その後消毒しないで我慢すると化膿し腫れあがります。
こんなん欲しい人あまりいないでしょうけどね。
