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TOP > 観賞魚 熱帯魚販売 小島商会 日記 > ヤマカガシに噛まれるといった事件がありましたので再放送です。
ヤマカガシ
分布
日本
特徴
本土ならどこにでもいるヘビ。1mぐらいの個体はよく見かける。
写真のような幼体は色目が派手であるが成長に伴い黒っぽくなる。
面白いことに産地の違いで本種の色目が違う。
両生類、魚類、特にカエルを好んで食べる。しかも襲うときは尻からとこだわりがある。
まず、カエルの後ろ脚を封じる。ある意味賢い。
毒のあるヒキガエルでも捕食することで有名です。
ちなみにこいつやばい目の毒蛇で2か所毒をもつ。
上あご中央付近の奥歯からマムシの3倍以上殺傷能力の強い出血性の毒牙を持ちます。さらに、写真の小生の親指あたりに頚腺がありヒキガエルの耳腺から出る毒液と同じ成分のものが出る。
これはヒキガエルを食べるからなのか、ヒキガエルを食べていない個体に毒がないのかは小生は知らない。
コブラ系の離島のヒャン、ハイ、ウミヘビなどの神経毒系を除けば、マムシ、ハブのクサリヘビ以上の国内最強の猛毒のヘビ
実際、体感したわけでなく、もちろん噛まれたことはない。
本種は何回も捕獲、飼育経験があるが、運が良かったのか、こいつがかみつきに来たことは過去に一度もないし、首筋の頚腺もイマイチ実感わかない。勿論、噛まない保証はなく、死者が出た事例もあります。
けど、悪ガキ時代、しっぽ掴んでぐるぐる回して遊んでたような気がします。
思い返すと小学生の時、机の引き出しに隠して、最初に飼育したヘビは80センチぐらいのメスの本種であった。
見つかってかなりの大騒ぎになったのは言うまでもない。
現在飼育の際は危険動物の申請が必要となる。申請は結構手間で血清なども必要になります。
もしも本種に噛まれて、病院に行ってもたぶん血清はありません。
こいつの毒はマムシのようなタンパク質を破壊するような毒ではなく、即効性はなく最初のうちは自覚症状がないでしょう。
血液中の成分、血管を直接攻撃し、何時間かたった後、体内出血を起こさせ、さらにその出血が止まらないようになる。 脳内出血の場合かなり危険です。
噛まれた場合、冷静になり、まずは直ちに病院に向かいましょう。
血清の有無、調達はお医者さんに任せるしかないです。
今や携帯スマホはお持ちでしょうから、噛まれたヘビの写メとってお医者さんに見せると適切な処置がしてもらえると思います。
そんな余裕はないかもしれませんが、ご自身の命を守るためだと認識してください。
この夏休みに、キャンプなどに出かけることも多い時期です。
本土の場合、注意すべきは本種とマムシです。
本土のキャンプ場には間違いなく本種は生息しています。恐らくマムシも。
上記はあくまで個人的見解ですので、仮に発見してもいじめたり、ぐるぐる回したり、捕まえたり、机の引き出しに隠したりしないようにしてください。
どうしてもの場合自己責任でお願いします。
温厚な大人しいヘビですので、人間見たら、こいつらはすぐ逃げていきます。
いじめないでください。
この手のヘビに噛まれる事件が発生すると、周辺のヘビは無毒のシマヘビだろうが皆殺し。
今流行りのありんこも周辺のありんこも皆殺し。
ヒアリのことはよくわからんが、ケツから蜂みたいに針出すアリ何回も見たことある。
ずいぶん前からいたんじゃーないかな?
外来生物の発生についてもやたらと根絶をあおる。
賛否両論あろうけど、なんか違う気がするし、もっとややこしい問題がたくさんあるように思う
以前も記載したが、人間ももともとアフリカからの帰化生物。
時代の流れとともに、自然界、生態系、気象、化学、文明は変化していくのは当たり前に思うのだが・・・
マンモスや恐竜今はいないですし、ヤマカガシはミサイル打たないですよ。