夕方からの営業で少し変わったお店にしていきたく思います。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。
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ジャウーペドラ
Zungaro zungaro
分布
ベネズエラ、コロンビア、スリナム、ギアナ、ガイアナ アマゾン水系
特徴
またとってしまった。ズンガロ君
アフリカンが続いてましたので南米の奴を・・・
本種はまあ当店の定番商品なんで、その他一般魚扱いで入荷情報に記載していない。
13日に入荷(日付けでてるし・・・)
こいつとオレンジキャットは大量に入れます。
こいつのほうがにんきありますね。
確かに色目は派手ですから。
この不細工な顔、いいですな。
これからシーズンですね今年ずぅーとパンチ弱かったので、ちょっと期待。
もう、こいつは何回も紹介してますけど・・・
ペドラは岩を意味し、岩場に潜んで生活をしていて昼間はほとんど隠れて動かない。
暗くなるとゆったり泳ぎ餌を探す。
最大30センチ程度の中型種で産地のバリエーションの多い種。
(黒いやつ、茶色いやつ、産地により違い分けされている)
でも、実際のところ、本種を今までいろんな産地で大量にとったので言えるんですが、このバリエーションは産地の違いじゃないように思います。
かつて20年以上前、松坂実氏が業界の書籍、月刊誌を出していた時の情報がいまだ根強く、伝説の様に残っているのが現状。
確かに、現地に趣き調査したのは事実であろうから小生もかつて衝撃を受けたし、現地に行こうツアーの20年以上前のレットテールのトレーナーたぶん捨てずにまだある。
あの人の影響力は業界的に当分続くでしょう。
ただ本種は一般魚の国コロンビアからあやしいブリードも含めいろんなの来ますし、ベレンからふつーにオレンジ色の奴も来ます。
なんで?って聞くと”川はつながってるから”ってあほみたいな答えを笑いながら答える。
当時のブームのころならいざ知らず、今この時代にエンドユーザーにそんなん通用するわけない。
ですから、小生の今現段階の見解では、
ズンガロ・ズンガロに関しては地域バリエーションじゃあなくただの個体差であろうかと思う。その色目でしかその場所では生きていけないからその色がおおいだけ。
先日の黒いカタツムリみて”おっ”て感じたので初めて見るとそうなるんかとも思いますが、色目だけの判断は極めてナンセンスで愚かである。
この手の調査はホプロドラス、ホワイトライントーキングやプレコ全般、一匹、たった一桁個体だけを見ても何の信ぴょう性もないし、最低何十という個体調査しないときちんとした結果は生れないし、まずは、飼育そしてバラバラに解剖しないとわからんでしょう。
現地の市場(食用の死んだ魚の市場)に行けばいままで見たことないやつや、もろに養殖物のやつ、よく見かける奴すべて籠に盛られていっぱい売られています。
そもそも特に南米から来た魚に関しては養殖魚も含め何でもかんでもWC表記はいかがなものかと思うけど、基本WC扱いです。
それって一般的にブリードっていうように思う。
このホームページ見てるような人はコアな方が多いのでそんなん見たら一発でわかると思いますよ。
以下前回と同じ
飼育
とにかく隠れ家と、流れを付けてやる。
一度水に落ち着くと丈夫で飼いやすい。
基本昼間はほとんど動きませんし、ジャウーと名前についているが極めて大人しく、他魚に攻撃を加えることはほとんどない。
攻撃されることと、水質悪化には弱いので、きつい目の混泳魚は避けておいた方が無難。
本種は何匹も販売しましたが、上手に飼育されている方もおられますが、意外に殺してしまっています。
レットテールや、タイガーシャベルほどたくましくはありませんので、少しか弱いと認識した上で飼育された方がいいかもしれない。
むしろほったらかしにすると普段どこにいるかわからないが、出てくるとでかくなっている。という適当な感覚で飼育している方の方がうまくいっている感じですね。
稀に縄張り意識の強く気の荒い奴が1/10ぐらいでいるので、よく観察するといいです
この手の顔のナマズのくせに成長遅く、動かないし、あまりなつかない、存在が忘れられやすくやはり派手なさかなですので飽きやすい。