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レッドテールキャット
Phractocephalus hemioliopterus
分布
アマゾン全域
特徴
ピララーラこと本種レットテールキャット。
きんぐ おぶ なまず。
でこいつらマナウスWCで来たやつら。
見ての通り現地養殖物丸出し。
まあ、ネシアの奴に比べたらサイズ感からしっぽ赤いかな?なんぼも変わらん。
いぜん25年ほど前のWCとは形が、仕上がり感が、全然違う。
サイズのわりに仕上がりが見られる。
そのくせ鰭はボロボロ、えらめくれ あーくそ、治すのに時間かかるやん。
腹白、腹黒はまあ関係ない。
上流域、下流域などと区別されたが、はっきり言ってどちらの水域でもどっちもいる。
現地で釣ったことのある方が10個体ぐらい写真、動画見せてくれたのでたぶん間違いない。
ダダの個体差であろう。
近年ないものねだりで腹の白いやつがWCなど言われたりもするが、そんなことはないし、黒いやつは昔から多いし、白いやつでも脇腹は黒いやつもいる。
まあ確かに東南ブリードの奴はほとんど腹黒。
WCは成長過程が根本的に形が違うので一目でわかります。
こいつは何回も何十匹も育てましたので・・・
かつてベビーで5万超えでしたな。
それから現地食用養殖の奴15000円ぐらいになって
東南アジアの現在何百円。
そんな値段で売るから野良が増える。
でもよく懐いて可愛いし、とにかくすぐにデカくなる。
けど、こいつら簡単に言えばブリード個体は大体の魚が、若年寄になるので、1m乗らんでしょう。
最もほとんど国内に輸入される個体の9割は殺されているでしょう。
安価になってから、こいつの輸入の数は半端ないので、こいつらこぞってデカなったらそれこそえらいことになりますし・・・
以下一緒
飼育
1800×600×600h以上の水槽できればFRPの養魚池が望ましい。
飼育は難しくないが、30cmを超えてくるとパワーもすごいためレイアウトはシンプルなものにし、ポンプの吸い込み口、サーモ、ヒーターはコーナーカバー等で隠すなどの処置が必要。
人に慣れやすく、水槽に近づくだけでゆっくり寄りついてきて、頭なぜても逃げないで甘噛みしてくる。
大きなレットテールが寄ってきて餌をねだる姿は普通にかわいい。
ただ、養殖個体でも80cmは超えてくるし、セルフィンプレコは食べるわ、ポリプテルスは食べるわ、シルバーアロワナは食べるわで、食欲旺盛、数百円で売られている幼魚個体に手を出すと後悔します。
本種は最近の養殖個体は不明であるが、以前はえら病にかかりやすかった。
おそらく性質等は変わらいないと思いますので、水質の悪化に注意し、こまめな体調管理怠らないようにすれば、長い間ペットフィシュとして共にできる。
ナマズの地震予知は迷信である。阪神大震災の前日、本種90cmくらいの飼育していたが、いつもの通り、何事もなく、鯉食べていましたし、全く暴れなかったです。
この手の大型種は狭い水槽で飼育すると、ストレスで水槽割るか、飛び出すか、死んでしまうかいずれかの症状がでます。(ピラルクーは顕著です)いずれの場合も家の中で起こると大参事です。
マンションで階高お住まいの場合漏れた水が何階まで漏れるか・・・
とにかく恐ろしいことが起こりますのでくれぐれも、1800以上の大型水槽ご用意できない方にはおすすめできない。
こいつはほんまに成長早いので、1年で60センチは超えます。
分厚く丸いので60センチになると相当デカく見えますし、ネコくらい食べる勢いあります。
けどまあ、85センチぐらいの飼いこみ個体になると、小さいころのようなあさましさは薄れ、おとなしく体のわりに小食になる。
水から上げたら”ぶあーぶあー・・・”で鳴いて、めちゃくちゃかわいいんですけど、後悔しますよ。