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レピドシレン・パラドクサ
Lepidosiren paradoxa
分布
アマゾン全域 ボリビア パラグアイ川
特徴
古代魚シーラカンス総鰭類、本種含む、肺魚類どちらが陸上脊椎動物の起源化を巡る議論の結果はいまだ明確ではない。
唯一Protopterus属に属さない1属1種の肺魚。
幼魚期には黄色い斑紋が顔や体のあちこちに入るが、成長に伴い消失する。
こいつら黄色の転々はほぼない。
ムチのような鰭?手足?は短く体は細長い。プロトプテルス属ならドロイに近い。
肺魚は、冬眠ならぬ夏眠する。本種は、他の肺魚と違い、繭を作らず、穴に蓋をし夏眠中でも呼吸ができる開口部を作る。雨季になると繁殖期に入りオスの巣穴にメスが産卵しその中でメスが守る。この時オスの腹ビレに無数の糸状突起物が生じるがこれが何なのか、いまだ解明されていない。
肺魚もポリプテルス同様幼魚期は外鰓があり、アンフィビウス以外は成長に伴い消失する。
魚類と両生類の間の存在”生きた化石”である。
飼育
レピは、プロトプテルス属と根本は同じだが、混泳については大きく違い本種は極めて温厚で、同種同志あるいは相性を考慮してのでも混泳可能である。
餌は貝類でも人工飼料でも魚でも何でも食べるが、鈍臭いので生餌はなかなか捕まえることができないので殺してから与えた方が食いがよい。餌の食べ方はネオケラ、エチオ、アネク、ドロイ、アンフィ、レピみんな一緒で、極めて汚らしい。これは飼えば分ります。
水質の悪化には弱いので、注意が必要。
30㎝ぐらいまでは物陰に隠れますので隠れ家を置いてやると落ち着くようである。餌を入れるとにょろっと出てきてぐちゃぐちゃ食べます。
ネオケラ以外は、肺が左右2室あり、陸上脊椎動物に近しく、空気呼吸の依存が強いので、水面は必ず呼吸できるようにあけておく。
最大1mぐらいに成長します。
唯一の混泳可能種ですので多頭飼育夏眠させ、繁殖を狙うのも面白いかもしれない。
奥にプラティーいますが、たまにおやつ代わりに食べてます。
以前記載したままですが、依頼がありましたので今回また載せてみました。