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観賞魚 熱帯魚販売 小島商会 の日記

池の魚はなんで凍らない?

2019.05.30

とある将来有望な少年から質問。

温くなったら上の方から温まるのに何で氷は表面に張るの?
表面温いはずなのに?

さかなはこおらんの?
解けたら復活するの?




では、小学生には若干ややこしいかもしれんが、

水は温度によって密度が変わる。ってこと。

結論から言うと、約4℃の水が一番密度が高い  つまりは重たい。

今回は海は対象外 深海は別次元

風、輻射熱は考えないものとする。まあこいつらが直接的に温度を変えることに関係することではあるけれど・・・
冬の寒いとき4℃より高い水あるいは低い水はどんどん上に移動する。
高い水が4℃ぐらいになった時それ以外の水はそれ以下なので池の表面から凍結が始まる。
その時の表面温度は低い。


表面凍結の要因はこのためである。そのため池の底の方は4℃ぐらいであるので、魚たちは底の方にいて凍らないように避難?冬眠している。

密度㎏/㎥ と温度℃ をグラフ化すると

4℃を頂点に放物線状になる。

って感じなんですけど、


まあ、その彼には

温まると軽くなるってのは、追い炊きした風呂の表面が熱くなる理屈。まあ最近の全自動はかくはんしてくれますけど・・・

昔はどこの家にもあったと思う”お風呂混ぜ混ぜ棒” (正式名称不明)最近ないっすね。

4℃以下の水はそれより軽いので上方向に移動する。コップ水入れてに氷入れたら浮かぶでしょ。
まあこれは厳密には氷は固体なんで違うか・・・でもそのまま放置するとジュースなんかの場合、溶けだした冷たい水とジュースは分離したように見えるはず・・・
冬の寒いとき、温かい水がなく、表明付近に水がかなり冷たい状態にあるので上の方から凍っていきます。



4℃が重い、そして池の底の方が冬の寒いとき4℃ぐらいなんで底の方にいる魚や水生生物は生きている。

外気がキンキンに冷えたらかなり浅い池なら魚も凍ってしまうこともあるでしょう。

細菌、微生物、代表的に無敵のくまむしなんかは生きてる奴いますけど魚や脊椎動物は体が凍ったら基本、死にます。 

解けても復活はしません。







小学生が知らんことを魚や水生生物は本能的に知っているのかもしれない・・・

まあきゃつら命かかってますからね。




その理屈から池で金魚や鯉と違い肺呼吸に依存するアリゲーターガーを飼育している際、表面凍結はさせることができないので、4℃って温度帯が冬眠させるためのカギになりますね。

ガーについてはもちろん許可はいりますけどね。




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