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ピライーバ
Brachyplatystoma filamentosum
分布
アマゾン こいつはペルーでなくベレン便
特徴
アマゾン最大種。
ベレン便だけど河口付近あるいは海取りではないので、エステレートではない。
汽水域の奴は本種に限らずウイップテール汽水系のやつですらあまり見なくなった。漁業権みたいのが違うみたいなこと言ってたけどよくわからんです。
んで本種、家庭用ではない。
まあこいつに限らすメーター越え大型ナマズは物理的に家庭用でないのが現状。
安心してください最後まで飼い切れず、多分殺しますから。
こいつは突進型中でも最強クラス。ドラードキャットもそうですけど、ドラードは本ピラよりもっと早く事故で殺します。
水槽簡単に割ります。
とはいえ、人気はありますよ普通にかっこええですから。
長いフィラメント、体長の2倍以上伸びる口ひげ、ボディーバランス実に綺麗。
去年入れた個体は銀べたタイプになってますからこいつも同じとこから買ってきたので一緒だと思う。
ちょっと体高高い雰囲気になるけど、並べてみないとわかりにくいでしょう。
まあ、ピラルクやら本種は”これを飼ってるねん。”っていう自己満足のもんです。
まあ最大3~5メートルに達するやつですからね、見たことないけど。
そのサイズなら楽勝で人間食われますよ。
飼育
物理的に家庭では無理。
っていえば終わってしまうので、1m以内までなら。
写真のような幼魚期
60センチ規格でOK。
この時以外に弱っちく、大事に単独飼育して伸びたひげフィラメントを楽しみましょう。
30センチぐらい
1800×600×600Hぐらいで飼うと見ごたえがある。
混泳すると散髪される。
このころから60センチぐらいまで若干気が荒くなり攻撃性が増す。
60センチから
遊泳能力がめちゃくちゃ高くパワーもすごい。
メーター級の水槽が揺れる、水こぼれる。
水槽割られる恐怖がやってくる。薄い安もんの水槽なら一撃っす。
捕まえる時も脳震盪起こすまで暴れさして抱っこしてつかまえてた。
頭傷まみれ、血まみれになるけど意外にすぐ治る。
90~100センチ
もう3000×1000×1000Hでも狭い。
それ以上のビックタンクでないと恐怖を感じる。ここで小生は〆ましたんで、その向こう側はわからない。
すべてのサイズで共通するのですけど真上に飛ぶことも多いので、できるだけ隙間は埋めることと、重石を置くことは必須。ガラス蓋は割られます。強化ガラス、塩ビ板、アクリル板をお勧めします。
網ですくう際、大暴れするしかなりヒレきついのでその網捨てる気ですくいましょう。
ここまでのサイクル普通にえさやってたらほぼ2年。
3年ぐらいかけてる人もいるけれど、まあ飼いきれないか、ストレスで死んでるでしょう。
でないと、レットテールでもタイシャべにしても、1回のロッドだけで山盛り日本にブリード品含め着てんのに、そないでかいのんの引き取りの話少ないですから。
最初は小さい水槽に入れて助走付けさせないってのも手ですけど、30センチ程度のちんちくりんサイズでそれをやると、飛び跳ねることが多くなり、鼻打ちしてきたない個体になります。
エサは基本何でも食います。
まあ最終的には、ありがとう、ごめんなーってかんじで、もうしばらくはええわって思うでしょう。
でも、しばらくすると、ちょっと気になる・・・