観賞魚 熱帯魚販売 小島商会 の日記
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クララ
2023.03.04
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名前はかわいいけど・・・
もう何年も前、昭和のアクアリストならアルビノクララ、マーブルクララ 150円ぐらいで売ってて購入し後悔された方も多いでしょう。
まあ安く売ってたのでやはり国内にも生息している。
アジアのブリード?養殖物は数セントの魚でしたからね。
気が荒く何でもよく食べ成長早い、飼育は極めて容易。
素晴らしいじゃないですか?
ナマズで前方向に髭生える奴大体悪いんです。
ちょっと、スタイリシュではないのと、不細工なだけ・・・
アジア、アフリカに多くの種類がいる。
アンゴレンシス、ヘテロブランクスは最近見ないですけどこれまた、ないものねだりで好きな人から入れてくれとの依頼。 いたらもちろん取りますけど、残念ながらいません。
まあ特段知りたくはないでしょうけど、
クラリアスの仲間は、ナマズの中では見た目もそうですけどそもそも変わり者で、空気呼吸に依存します。
えらに上鰓器官と呼ばれる補助の呼吸器官が発達しており、かばっと水面から息を吸って一気に潜水し、スネークヘッドのような行動を見せる。
スネークヘッドは全呼吸の6割ぐらいを上鰓器官のより行っているため水面を完全にふさぐと酸欠で死んでしまうのと同様のことがクララでもおこる。
これは、アジア圏では彼らがが同じようなところに生息しているのでこのような生態になったんでしょうね。
ですので、泥だらけの溶存酸素の少ない水の中に生息して、陸上も這いずり回ることもできます。
腸呼吸するナマズもいますが、また別の機会に記載します。
でも、ちょっとクララ気になったでしょ?
やめたほうがいいですよ。
以前いたガリエピニスは完全に単独でしたけど写真のこのナイジェリアの赤茶色のアフリカンクララ(種類はわからん)は、まだおとなしく餌さえ均等に与えればパクー軍団となら混泳可能です。
産地が違う混泳はなんかへんですけどね。
アロワナ、ガー、ナンダス、ポリプの混泳もまあ産地違いですけど、なんか一般的にかんじますね。
