観賞魚 熱帯魚販売 小島商会 の日記
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えら病
2023.04.04
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キロドネラ病
直接的な原因はキロドネラ・ビスシコラ(せん毛虫)って原生動物の寄生。
シーズンは春先。
初期症状は食欲低下、活発性がなくなり網ですくってもピチピチ飛びはねずぐったりして確実に弱っている。
次第に体表面の発色が青白くなりえら粘液が異常分泌し始め大体すぐに死んで、同居のやつらもあっという間に全滅する。
過密状態の餌金がよくかかっている。
治療方法ですが、ないわけではないが、餌金の場合で大量に入れてると高確率で数日で全滅します。
どうしてもなら過マンガン酸カリウム少量投与し約一時間ぐらい浴薬すると原因が本種なら溶液がオレンジ色に変化します。
その後、薬の商品名は伏せるが 黄色くなるアルファベットFの付く薬+1%濃いめ塩浴を1日15分ぐらい行う。
それでもかかるとその浴薬ストレスに耐えることができない場合が多いので死ぬでしょう。
そもそも過マンガン酸カリウム注文してくるころには全滅してますので現実的ではない。
常時携帯してるなら別ですけどね。
この手間考えるとあきらめて新しい金魚買う方が安上がりの場合が多い。
餌金の場合即効で食べる奴に処理してもらう残りは捨てる方が次の日臭くならなくて済む。
ちなみにうちは食わせるだけ食わせて残りはその日のうちに全部捨てます。
対策ですが新たに購入する魚の状態が悪いなら購入しない。
外部から入らなければよほど水が悪い状態でないなら基本的には寄生されにくい。
これも日々の観察が重要となり、初期症状なら塩浴だけで回復することもおおいです。
写真がないと寂しい感じなんでプラニセプスでも貼っときます。
この容赦なくでかくなるナマズ大好きです。
