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観賞魚 熱帯魚販売 小島商会 の日記

スポッテッド・ガー 

2015.05.21

スポッテッド・ガーlepisosteus oculatus


分布
メキシコ~フロリダ


特徴
ガーパイクの中で最もポピュラーで、古くから最も流通量の多い種である。
ガーパイクは大きく2種に分けられる
アトラクトステウス属
アリゲーターガー、トロピカルガー、マンファリ(キューバンガー)
レピソステウス属
ロングノーズガー、本種スポッテットガー、ショートノーズガー
カラーバリエーションも豊富で、コレクションされている方も多く、フロリダガーと呼ばれる大きなスポットが入るきれいな種も人気があり、観賞価値も高い。
ガノインと呼ばれるひし形の鱗で覆われ浮き袋に肺機能をもつ。
比較的ガーパイクの中では小型種で、ワイルド個体でも水槽内ではメスでも1mに成長するのはごく稀である。
近年ブリード爪楊枝ぐらいの幼個体が多く安価で販売され、ホームセンターなどでも見かけるようになった。この爪楊枝ぐらいの個体を、常時500匹ぐらいの赤ひれと一緒に飼うと、1か月以内で割り箸ぐらいに成長する。
本種はアミア・カルバ同様全骨類の生き残りとされ、中生代の初期にチョウザメなどの軟質類から分かれたグループと考えられている。


飼育
本種属は生餌を好みます。人工飼料にならせようと思わなければ、丈夫で飼いやすく特別難しいことはありません。
次に混泳に関しては、本種ばかりいろんなバリエーションで飼う方が面白い。(交雑種なのか以前よりバリエーションが多い気がする)他の魚と入れると、本種属は温厚でおとなしくエサ取りも上手とは言えず、エサが当たらないかもしれないので、そのあたりを考慮し他混泳なら特に問題ありませんが、ガーパイクはぷりぷりに太った方が可愛いです。
また、飼育ケースは、体が硬くしなやかではありませんし、サイズも飼育化で60cm程度にはなりますので、奥行60cm以上の水槽が望ましい。
また、成魚なれば、低温に対する適応力が強いため、室内なら冬でも東北以南なら常温飼育可能。(近年のブリード個体はだめかもしれない温室育ちのため・・・)
北からロングノーズ、アリゲーター、スポッテッド、フロリダ、トロジャン、マンファリの順ですので、スポッテットまでは理屈上、常温飼育可能で、ロングノーズガー至ってはカナダにも生息しているので、表面氷つかなければ、0度近くまで対応できるであろうと思う。

スポッテッドガーの水族館での繁殖例は聞いたことがあります。ガーパイクの中では最も小さい種ですので、うまく行けば産卵繁殖も、見られるかもしれません。
繁殖行動ぽいのは見たことありますが、実際産んだのは見たことがありません。
ぜひチャレンジしていただきたいです。

以前紹介した、シノドンテス・ムルチプンクタートス同様、ロングノーズガーの繁殖は、スモールマウスバスに托卵させると聞いたことがある。

本種族は上手に飼育すれば二十歳は超えますので、長い付き合いになることを想定してご購入ください。


次回は汽水魚の仲間を紹介します。



スポッテッド・ガー 

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