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西アフリカのフグ テトラオドン・ファハカ

2015.05.22

テトラオドン・ファハカ
Tetraodon fahaka

分布
ナイル川水系、セネガル、ニジェールデルタ、西アフリカ


特徴
アフリカ原産フグでは比較的流通量の多い種である。また近年東南アジアでのブリード個体が写真のような稚魚で入荷される。
性質は荒く、自分より大きな魚でも噛みつき襲うことも多く、食欲旺盛、成長速度も速い。写真個体でメダカ時々襲ってます。
近年のブリード個体はまだおとなしく感じるが、ブリード個体の飼育をしたことがないので、明確ではないが、以前のWDのファハカは35センチぐらいには成長し、とても混泳などできるような種ではなかった。
本種は幼体からは想像できないぐらい、成魚になるにつれかなり美しい姿に変わる。
醜いあひるの子状態です。


飼育
汽水域の魚ということで、以前、マーブルゴビーの時に少しふれたが、これは人間の先入観で、フグだから、ハゼだから、ウツボだからと汽水魚の仲間入りしている。確かに、汽水域の魚も存在しますが、純海水魚も、純淡水魚も、汽水魚も含まれる大変アバウトな種分けである。
汽水魚とされ、淡水〇〇と銘打った魚のほとんどは海水魚であることが多く、海水飼育が望ましい。塩分を必要とする魚を、淡水で飼育することは、ある意味、死の宣告です。
本種に関しては純淡水で35センチまで育てた実績がありますので、塩分濃度は必要ないと思われます。
ファハカですが、人にも良く慣れ、エサもよく食べる、成長も早い、非常に飼育しやすいフグです。
30㎝程度には2年かからないぐらいで成長しますのでスタンダード90cm水槽での飼育で問題ないでしょう。
ただ、偏食気味になることがあり、(エビは食べるが、金魚は食べないとか)これは根気よく付き合い改善していくしかなく、何でも食べるようになれば、人工飼料などにも餌付く。

本種はフグですので、やはりご存知の方も多いと思いますが、“歯切”をしないとだめな場合がある。小生が以前飼育した個体は歯切しなくても、殻つきシジミや魚やザリガニなどいろんな物食べさせていたので、目立って歯は伸びなかったが、それでも年1ぐらいでは、ニッパーで切っていた。
爪切り感覚でいいと思います。
上記の偏食も歯が伸びるとそうなると仰る方もありますので、そうなのかもしれません。

水質は、中性で問題ないです。ただ、水が悪くなると、白点、尾腐れ等になりやすいので、注意が必要である。
成魚は、阪神ファン必見です。(興味ある方はファハカで検索してみてください)
当方は、阪神大震災の時、電気止まって死んでしまったのですが、その時で6歳にはなっていたかと思います。
10歳にはなるんではないでしょうか?90cm程度の水槽で飼えますし、長期にわたり楽しんでほしい種です。


次回は、カラシンで行きます。







西アフリカのフグ テトラオドン・ファハカ

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