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観賞魚 熱帯魚販売 小島商会 の日記

ガーパイク最大種 アリゲーター・ガー

2015.06.01

アリゲーター・ガー
Atrectosteus spatula


分布
ミシシッピ川、フロリダ西部~メキシコ湾岸 その周辺の海岸


特徴
ご存じ、ガーパイク最大種。飼えるものなら飼ってみろ!といっても過言でない究極のガーパイク
全長3メートル、体重137キロの個体が確認されていて、基本主食は、魚類ですが、時には水鳥も捕食する。
水温の変化、水質の変化、淡水、汽水、海水に幅広く対応する。まさに、無敵。
80年後半に輸入され、金額は普通車一台分だったかと記憶しているが、近年ブリードが盛んに行われ、幼魚は数百円で取引される。
近年のブリード個体は、以前見たソフトボールぐらいの目玉で、白目が青い2mぐらいWDアリゲーターガーとは小生の先入観かもしれないが、形も色も全然違うように感じる。
メリットはガーパイクですので温厚で飼いやすい。屋外飼育できる。
ただ、ガーパイクの中では可愛らしさはないが、色形すべてにおいてNO.1に格好よく美しい種であると思う。


飼育
まずコンクリートのたたき池を用意しましょう。
成長速度は恐ろしく早く、幼魚で購入しても1か月もすれば、エサの与え方次第だが、普通に50センチは超えてしまいます。特にアトラクトステウス属は、エサ取りもきわめて上手で、大食感で金食い虫です。
幼魚期 
ここで餌を控えると、体がおかしくなったり、成長障害が起こりますで、エサ代気にせず、どんどん大きくしましょう。
30cm程度 
約2週間もすればこのサイズには成長しますここでもエサ代気にせずガンガン大きくしましょう。
60cm程度 
ここまでくれば初夏であれば池に投入。少なくとも関西圏では屋外飼育可能です。
真冬にいきなり放り込むとさすがのアリゲーターも死んでしまいますので、今ぐらいの時期がちょうどいいでしょう。20センチくらいのコイやらフナ、など採取してきて与えましょう。和金、姉金ごときでは大量にやらないと、腹の足しにもなりません。
本種の成長速度は恐怖を覚えます。

しかしながら残念なことに、近年のブリードアリゲーターは池でも1m乗ることはあまりないようです。航海させないと大型化しないのかどうかはわかりません。
ちなみに、冬は餌殆ど食べませんので、秋口にしっかり与えて、冬を迎えても常時20匹ぐらいのコイ、フナを入れておき、また肺呼吸にも依存しますので、水面が凍らない対策は必要です。春になればまた餌をがつがつ食べ始めます。野良猫、水鳥、アライグマには注意です。
以前、池で50センチ程度本種を飼っていたが冬眠に失敗して殺してしまった。サイズは60cm越えていないとしんどいかもしれません。

別に大袈裟に記載していません。
しっかり育てようと思うと、幼魚期のエサ代は時価ですが週2000円以上かかりますし、飼育開始半年後には池必要です。
意外に大きくなると設備さえ整えば安上がりかもしれませんが、近年の住宅事情の関係で物理的に限られた方でないと飼いきれない種であります。

本種あちらこちらで大量に販売されていますが、9割は餓死や、いい加減な飼育で殺されいるのは間違いないかわいそうな種であろう。
近年、心無い飼い主が池や川に放して問題になっています。
以前記載したが、飼えない場合、白身魚ですので、ご自身で煮るなり焼くなりして食すか、飼い主としてご自身の手で絞めて葬ってください。
某アメリカ人曰く、結構美味らしい。小生は食べたことないが・・・

以前は高価でそれなりの収入のある方しか購入することができなかった種でした。
近年簡単に購入できる価格帯になってしまいましたが、それでもランニングコストはさほど変わりません。本種は飼うのは簡単、大きくするのも簡単、しかし維持し続けることが困難であります。
安易に飼える種でないことを念頭に置いてご購入しないと設備代、エサ代貧乏になりますし、早くて半月で後悔します。

ただ、本種とロングノーズガーの混泳、屋外池上見飼育は、錦鯉みたいで、実にすばらしいです。


次回は、ナマズでいきます。

ガーパイク最大種 アリゲーター・ガー

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