観賞魚 熱帯魚販売 小島商会 の日記
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ゴライアス・タイガーフィッシュ ゴリアテタイガー
2015.06.18
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ゴライアス・タイガーフィッシュ
Hydrocynus goliath
分布
アフリカ
特徴
全長150cmに達する最大のタイガーフィッシュ。
ハイドロキヌス属6種でも最大種しかしながら、元来の産地から、1989年に記載された種がいまだアバウトで、確実に本種であるかどうか、幼魚の場合、正直どの個体も不明である。
飼育
久々の怪物級のお魚です。
実際のところ、本種に限らず大型魚は本当に飼育下で大きくできる方は少ない。ほとんどが事故などで殺してしまっている。
相当大事にしなければ大きく育てることなどできない。本種は特に”できるもんならやってみろ”である。
カラシンですので、驚かすと気が狂ったかのように走り回るのは言うまでもない。
気性はペーシュなどの、南米系カラシンと比べると気は荒く、攻撃というより齧りちぎるので、齧りちぎられたら致命傷になることが多い。やられてもいい魚となら混泳可能。
タライロンに比べたら大したことはなくかわいいもんです。
そのくせ、やられたら打たれ弱い。
体色は、vittatusのような縞々模様は弱く、最終茶色っぽくなり、尾びれの下半分が血のような朱に染まる。
幼魚期は貧弱な印象だが(貧弱です)45cm程度から、顔はシャープなまま片口が盛り上がり見ごたえのある個体に仕上がる。
実際、小生は本種の70cmオーバーを見たことがないので、詳しいことはどの書籍にも記載がないので不明である。
知人のところに、vittatus60~65cmぐらいと本種goliath60cmぐらいの各2匹ずつ混泳しているが目立った喧嘩もなく、仲よくしている。(もっと大きいかもしれません)
以前小生は止めたのたが、底面がさびしいとかでマンチャ入れたらギザギザの”えへんむし”みたいにされて殺されたそうです。
ま、入れる方がまちがっているが・・・
餌やったら凄まじく、この水槽かなり渋いです。
飼い主曰く、魚の特性から、このサイズでの麻酔なしでの移動は怖いらしい。
たしかにこの遊泳速度では・・・
50cm越えても十分怪物である。
飼育のコツは、飽きないことらしいです。
次回もカラシンでいきます。
